消防設備士の資格って何種類あるの?消防設備に関する資格について解説します!

千葉県柏市を中心に関東圏で消防設備点検、防災設備工事を行っている防災通信工業です!


本日は、「消防設備といっても色々な設備があるけど、一つの資格で全部の工事ができるの?」とお客様と会話しているときに尋ねられましたので、実は複雑な消防設備士の資格について解説いたします。


この記事を読むとわかること

  • 消防設備士の資格の種類
  • 同じ類の資格でも甲種と乙種が存在する
  • すべての設備を点検できる資格「点検資格者」


消防設備士ではない方からしたら、直接的に関わる内容ではないため、豆知識的な感じで見ていただければと思います!


実は消防設備士の資格は8つもある


消防設備士は実は1類から7類まで存在します。さらに特殊消防用設備を扱う特種があるためすべてで8つあることになります。

類別で扱うことのできる設備が異なるため、自分が工事を行う類が対象となっている資格を取る必要があります。

上の一覧表を参考にして頂ければ、類別の設備が確認できますので是非参照ください。


この特類、1類から7類はそれぞれで個別に試験が存在し、それを突破しなくては取得することができません。そのため、消防設備士の中でも全類を取得している方となるとかなり限られてきます。


かくいう筆者も甲種1類、甲種4類、乙種6類の3種類しか持っておりませんのでまだまだ全種取得の道のりは長いですね、、


ここで「甲種とか乙種とか急に何言っているんだ?」と思われた方もいるかもしれません。

続いてそちらについて解説していきます。


甲種と乙種について


先ほどまで8つの資格があるといお伝えしましたが、厳密にいうと13種類存在しています。なぜなら、1類から5類までは甲種と乙種の2種類があるためです。


甲種…工事と整備ができる資格

乙種…整備ができる資格


上記の説明の通り、甲種の消防設備士は整備だけでなく工事まで行うことができます。


ちなみに特類は甲種のみ、6類と7類は乙種のみしかないため、全部で13種類となります。例えば6類は消火器ですが、消火器には工事が存在しないため、乙種しかないと考えると分かりやすいかと思います。


甲種は工事まで行うことができるため、受験資格に実務経験や資格などが必要となり、乙種は受験資格等がなく比較てき受験しやすい資格となっています。


点検資格者という万能な資格が存在する


ここまで消防設備士について解説しましたが、皆様の職場や学校などに日頃来ている点検業者の方々はたくさんの設備を点検しているけれど、すべての種類の資格を持っているのかと疑問に思った方もいるかと思います。


点検においては、「点検資格者1種」「点検資格者2種」という万能な資格が存在し、この2つを所持していれば、ほとんどの設備を点検することが可能です。消防設備士に比べると取得ハードルも低いため、点検者の多くはこちらの資格を取得し業務に従事しています。


1種と2種でそれぞれどの設備が点検できるのかまでの説明は省きますが、同時に取得するケースが多いです。


まとめ


ここまで消防設備士と点検資格者について解説しました。

勿論のことなのですが、弊社も有資格者がしっかりと施工・点検を行っております!


千葉県を中心に東京都や埼玉県、神奈川県、茨城県、栃木県、群馬県など関東圏のエリアで消防設備点検や工事を行っておりますので、もしお困りのことがありましたら、お気軽にホームページよりお問い合わせください!