千葉県柏市を中心に消防設備工事や点検を行っている防災通信工業です!点検資格者を申し込もうとした弊社の社員から、「点検資格者を申しこもうとしているんですが、1種2種どちらを申しこめばいいですか?」と尋ねられました。
結論から言うと「どちらも受けなさい」と伝えたのですが、確かに1種2種がそれぞれどんな資格を改めて知るべきばだと思いました。
そこで今回は点検資格者の1種と2種について解説していきます!
そもそも消防設備点検資格者とは
消防点検資格者とは、日本消防設備安全協会が実施している国家資格です。この資格を所有していれば、消防設備等の点検や消防への報告が可能になります。消防設備士の免状は7類まであり、細分化されているため総合的な点検を行うために点検資格者の1種と2種を取得して、消防設備点検を行う方が多いです。
1種と2種の違いとは
消防設備点検資格者には「1種」と「2種」が存在します。この2つは点検できる設備が異なります。具体的には消防設備安全センターのHPをみることで対象の設備は確認できますが、大きく分けると1種が消火のために使う設備(消火器、屋内消火栓、スプリンクラー設備など)で、2種が火災を知らせたり逃げるための設備(自動火災報知設備、避難器具、誘導灯)という感じで明確に分けられています。弊社は基本的に総合的に建物の消防設備を点検するため、基本的には全員が1種と2種をどちらも取得しています。片方のみ取得する例としては、消火器メーカーが消火器の点検のみ入る場合などは、1種のみを取得しているというケースなどがあります。
点検は必ず資格者が行わなくてはならない
ここまで点検資格者の1種と2種の違いについて説明しましたが、消防設備点検は必ず有資格者が行わなければならない業務独占型の仕事となります。そのため一定の需要が常に存在する職業となるため、取得する価値は高いといえます。
1種は消火に使用する設備、2種は警報と非難にしようする設備という役割をご理解いただき、自分に必要な資格を取得するお役に立てれば幸いです。
防災通信工業では工事の設計から届け出、その後の保守保全まで一気通貫して行うことができるため、トータル的なサポートをご提供することができます。お困りごとございましたら、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。