消防職員と消防設備業者の違いについて解説します!

千葉県柏市を中心に関東圏で消防設備点検、防災設備工事を行っている防災通信工業です!


本日は消防職員消防設備業者の違いについて簡潔に解説いたします。



この記事を読むとわかること

・消防職員、消防設備業者の仕事や役割

・両者の違い



🔳消防職員とは

消防職員とは、地方公務員として消防本部に所属し、消火活動や救急対応に従事する職員のことです。一般的に「消防士」と呼ばれますが、正式には「消防吏員(しょうぼうりいん)」といいます。


よく火災現場で消火活動を行ったり、小学校や中学校の避難訓練に来てくれたりするのは、消防職員です。「消防士」は階級の一つであり、消防吏員(しょうぼうりいん)の中で最も下の階級にあたります。勤務年数が長くなったり、昇進試験を受けたりすることで、階級が上がっていきます。


職務内容としては主に以下の活動が挙げられます。


・火災現場での消火活動

・救急車による緊急医療サービスの提供

・自然災害時の救急活動や避難誘導

・火災予防のための教育活動や訓練

・消防訓練や体力維持のためのトレーニング



🔳消防設備業者とは

消防設備業者とは、スプリンクラーなどの消防用設備の工事・整備・点検を行う業者です。これらの整備を設置するには、消防設備士の資格が必要です。


消防設備士は、消防設備を設置するための資格で、取得している資格の種類によって扱える消防用設備の種類が異なります。消防設備を取り扱うには国家資格が必要であるため、常に需要のある仕事といえます。


職務内容として以下の活動が挙げられます。



・消火器、スプリンクラー、火災報知器などの消防設備の設置

・定期的な点検・整備を行い、設備が正常に機能することを確認

・消防法に基づく消防設備の検査・報告

・建物の防火管理に関するアドバイスやコンサルティング

・消防設備に関するトラブルの対応や修理



🔳まとめ


両者は、火災や災害から人々を守るという共通の目的をもっていますが、そのアプローチと具体的な業務内容は異なります。


主な違いとして、消防職員は主に火災や災害時の直接的な対応を行い、人命救助や消火活動が主な役割ですが、消防設備業者は火災が発生しないようにするための予防措置を講じ、設備の設置・点検・整備を通じて火災のリスクを減少させることが主な役割です。





防災通信工業ではみなさまの消防設備の予防保全をしっかりサポートするために、自社で消防設備点検や消防設備工事を設計から届け出まで一気通貫で行っておりますので、ぜひお気軽にお問合せください!