泡消火設備の主な設置場所や設置基準について解説します!

千葉県柏市を中心に関東圏で消防設備点検、防災設備工事を行っている防災通信工業です!


泡消火設備は、通常の消火設備では消火が難しい場所に設置され、常に使えるように点検が重要です。では、泡消火設備はどんな場所に設置されるのでしょうか?今回は、泡消火設備の設置基準を説明します。


前回のブログも合わせて読んでいただけると幸いです!

(9/6 泡消火設備について詳しく解説します! )

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泡消火設備の設置基準

泡消火設備の設置場所は、防火対象物の用途やその面積によって決まります。正しい基準に従わなければ、消火が不十分になる可能性があり、法律違反になることもあります。以下に主な設置基準を紹介します。


1. 飛行機やヘリコプターの格納庫

- 油火災のリスクが高いため、飛行機やヘリコプターを保管する格納庫には泡消火設備が設置されます。屋上のヘリポートも同様です。


2. 自動車の修理工場や整備工場

- これらの施設も油火災のリスクが高く、1階が500㎡以上、その他の階が200㎡以上の面積であれば泡消火設備が必要です。


3.  立体駐車場などの駐車施設

- 多くの車が駐車される場所では油火災に備える必要があります。1階で500㎡以上、屋上で300㎡以上、その他の階で200㎡以上の面積が基準です。ただし、すべての車が同時に外に出られる構造の場所は除外されます。


4.  機械式駐車場

- 車両を機械で収納する駐車場(地下駐車場など)は、10台以上の車両を収容する場合に泡消火設備が必要です。


5.  道路と一体化している建物

- 道路と一体となった建築物も火災リスクが高く、屋上が600㎡以上、それ以外が400㎡以上の場合に設置されます。


その他の設置場所

また、特定の可燃物を扱う場所にも泡消火設備が必要です。例えば、綿花、木くず、紙くず、油を含む布や紙、石炭などが一定量以上ある場合です。これらの物質の特性に応じて、適切な消火設備を設置する必要があります。


泡消火設備が必要かどうかを判断するには、専門業者に相談するのが良いでしょう。



防災通信工業ではみなさまの消防設備の予防保全をしっかりサポートするために、自社で消防設備点検や消防設備工事を設計から届け出まで一気通貫で行っておりますので、ぜひお気軽にお問合せください!