消火器の交換・処分方法と消防設備の重要性について解説します!


千葉県柏市を中心に消防設備点検や工事を行っている防災通信工業です。

消火器は、火災時に最初に頼りにする防火設備の一つです。しかし、消火器にも寿命があり、定期的な交換や適切な処分が必要です。本ブログでは、消火器の交換時期や正しい処分方法、そして消防設備の重要性について詳しく解説します。適切な知識を持ち、火災対策を万全にするためのガイドをお届けします。



目次

 1. 消火器の交換時期

 2. 消火器の処分方法

 3. 消防設備の重要性

  • 3-1 消防設備の役割と必要性

  • 3-2 消防設備の定期点検の重要性


消火器の交換時期



業務用の消火器はおおむね10年ほどで交換することを推奨しています。消防法により10年を経過する消火器は「耐圧試験」を行う必要があるのですが、そちらを実施するのであれば、消火器を買ってしまう方がコストパフォーマンスも良いため、10年経過した消火器は交換することを推奨します。住宅用消火器に関しては保存期間がおおむね5年といわれています。消火器は埃等に弱いため、ケースや袋をかぶせておいておくと長持ちするといわれているため、5年以上使用したい方は消火器を清潔に保つようにしましょう。


消火器の処分方法


消火器はごみとして捨てることができないため、専門の業者に依頼して引き取ってもらう必要があります。もちろん人に譲ることやフリマに出品するのもNGです。

ホームセンター等で無料引き取りサービスをやっているケースがありますので、お近くのホームセンターに問い合わせていただければ、もしかしたら無料サービスが利用できるかもしれませんが、一般的には処分するのに費用が掛かってしまうことが多いです。弊社も消火器引き取りを有償にて行っておりますので、お困りでしたらぜひお問合せください。


消防設備点検の重要性



①消防設備の役割と必要性


消火器の処分や引き取りについて解説してきましたが、そもそも消火器は実際に火災が起きた時にスムーズに使用できる必要があります。引き取りについて気になって当記事を読んでいただいている方は、消火器を新しく設置しようと検討している防災意識の高い方が多いかとは思いますが、もし処分したのちに設置をし忘れてしまうと、有事の際に大変危険ですので、せっかく一度設置した消火器を使える状態で維持していく必要があります。


②消防設備の定期点検の必要性


その消火器の維持のために役立つのが定期点検となります。定期的に点検を行っていれば、消火器が10年以上経過する前に確実に発見することができる上に、10年未満のものでも使用できる状態にないものを発見することができます。もし現在事業用の消火器を設置していて、消防点検を怠ってしまっている状態であれば、消火器の保守・保全のためにもすぐ動くことをお勧めします。


最後に


消火器は処分しないでおいておくと、腐食が進み最悪の場合破裂してしまうこともあります。そのため適切に処分をするようにしましょう。もし回収のことで何かございましたら、弊社までお問合せください。