消防署から立入検査の通知が来た!どんなことが確認されるの?想定されるケースを紹介します!

柏市を中心に消防設備工事や消防設備点検を行っている防災通信工業です。

今回は「消防から立入検査の連絡が来たのだけど、どんなことが聞かれるの?」とお客様から問い合わせがあったため、そちらについて解説していきます。


消防設備点検や報告を怠っていませんか?



立入検査に入る基準や時期について消防法による明確な決まりはございません

消防設備点検は特定防火対象物で年に1回、非特定防火対象物で3年に1回所轄の消防に点検結果の報告を行う必要があります。

こちらを怠ると立入検査の優先度が上がる傾向があります。



立入検査のポイント


立入検査においては今までの傾向を見ていると大きく2つのポイントが見られることが多いです。


ポイント①避難経路がしっかりと確保されているか


消防の立入検査では、火災が起きた際に避難する経路に障害物がないかどうかを見られます。避難障害があるような状況ですと、有事の際に危険なのはもちろんですが、衛生面的にも良くないので、日常的に荷物等を整理するようにしておくと良いでしょう。


ポイント②消防設備の設置と保全がされているか


続いて、立入検査でよくみられることとして、消防設備の設置と維持管理が適切にされているかという点です。以下、見られるポイントの一例になります。


・誘導灯が正常に点灯しているか

・感知器が適切に設置されており、未警戒になっていないか

・消火器は適切な数量設置されているか


立入検査は事前通告なしで来ることも


2002年までは、立入検査する48時間前までに通告することが必須でしたが、現在では事前通告なしで全時間帯に立入検査ができるように変更されました。

そのため、立入検査の通告がなくとも常に避難経路の確保や消防設備の保全をしている必要があります。もともと有事の際に作動するべき施設ですので、維持するのは当然のことではありますが、やはり立入検査が入るとなると心配な方もいるかと思いますので、このような解説をさせていただきました。


なにか、消防設備でお困りごとありましたら防災通信工業までお気軽にお問い合わせください!